2026年08月24日

TOKYO FREE Wi-Fi(OpenRoaming)を小笠原諸島「宮之浜園地(休憩舎)」へ提供


プレスリリース本誌はこちらからご確認いただけます。
https://www.local24.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/プレスリリース_宮之浜園地_最終版.pdf
発⾏ : 株式会社Local24





株式会社Local24は、東京都小笠原村・父島の宮之浜園地において、Starlink衛星通信を活用した「TOKYO FREE Wi-Fi(OpenRoaming対応)」環境を整備いたしました。
2026年4月1日より運用を開始しています。運用開始以降、本日に至るまで毎月平均約400台の端末接続を確認しており、安定稼働しております。
本事業は、東京都デジタルサービス局が実施する希望制指名競争入札を経て、当社が受託・整備を行ったものです。









■背景と社会的意義:携帯電波が届きにくいエリアにおける緊急連絡手段の確保
小笠原諸島・父島にある宮之浜園地は、世界自然遺産に指定された豊かな自然環境を有し、シュノーケリングやマリンレジャーを楽しむ多くの観光客・地域住民が訪れるスポットです。
一方で、地理的要因から携帯電話の電波が届きにくい通信困難地域であり、これまで来訪者の利便性向上に加え、毎年懸念される溺水等の水難事故発生時における「緊急連絡手段の確保」が急務となっていました。
本整備により、通信環境が極めて制限されていた同エリアにおいて、事故防止や迅速なレジャー安全対策に寄与する緊急通信インフラの提供が実現いたしました。
緊急時の備えとしてはもちろんのこと、観光客や利用者の安心・安全を現場で支える地域の社会インフラとして確実に定着・活躍しています。





■TOKYO FREE Wi-Fiの特徴
本エリアに導入された「TOKYO FREE Wi-Fi」( https://wi-fi.metro.tokyo.lg.jp )は、東京都が提供する安心・安全な公衆Wi-Fiサービスです。主に以下の3つの特徴を有しています。









■TOKYO FREE Wi-Fiの利用方法
「TOKYO FREE Wi-Fi(OpenRoaming)」のご利用にあたっては、初回のみ登録が必要です。
詳細および利用登録につきましては、東京都の案内サイトをご確認ください。
https://wi-fi.metro.tokyo.lg.jp/









■取り組み内容と緊急時の配慮
本整備では、地上回線に依存しない衛星通信回線「Starlink」を活用し、安全で利便性の高いWi-Fi環境を整備いたしました。宇宙空間にある多数の人工衛星とStarlink衛星アンテナを送受信通信させることで、光回線などの地上インフラに依存せずインターネット接続を可能にする通信サービスです。そのため、災害や通信障害などで地上の通信網が利用できない場合でも、安定した通信環境の確保に役立ちます。









■その他の主な特徴
最新規格(Wi-Fi 7)の採⽤:将来的な通信需要の増加にも耐えうる拡張性を備えた機器を導⼊。
緊急通報に関する配慮・周知:公衆 Wi-Fi からは直接 119 番通報ができない制約を踏まえ、緊急時の適切な連絡⼿段や通報⼿順の周知・掲⽰など、利⽤者が迷わず救助要請を⾏える環境づくりに配慮。









■環境との調和配慮と今後の展望
宮之浜園地が世界⾃然遺産区域内にあることを踏まえ、本事業では景観への影響を最⼩限に抑え、⾃然環境との調和を最優先した整備を実施いたしました。
当社は今後も、離島や観光地など通信インフラの整備が困難な地域での Wi-Fi 環境整備を通じて、地域社会の利便性向上や防災・安全対策に貢献してまいります。あわせて、⼀般社団法⼈無線認証連携協会(Cityroam 協会) ( https://cityroam.jp )の理事(当社代表・廣瀬)としても、安全な認証連携 Wi-Fi(※1)の普及促進に注⼒してまいります。

※1:「OpenRoaming(オープンローミング)」は、Wireless Broadband Alliance(WBA)が推進する国際的な無線 LAN ローミング基盤です。通信の暗号化による⾼い安全性を持ち、⼀度の登録で対応スポットへ⾃動接続されることで盗聴やなりすましを防⽌します。
世界中で 100 万以上のスポットが展開されており、国内では 2020 年に東北⼤学で初めて導⼊されました。